鍼灸

はくざんクリニックでは鍼灸も行っております。

鍼灸はその東洋医学の治療法の一つで、身体の変化を手で触れながら観察して状態を把握し、鍼や灸を施すことで身体のバランスを整えて機能回復をはかる治療法です。

鍼灸とは

薬物投与などの西洋医学では治せない、「何となく不調」を訴える人々が、子どもから高齢者まで、幅広い層で増加しています。
慢性疲労社会のなかで、古くからの医療が見直され始めていますが、なかでも「鍼灸(しんきゅう)」は世界中で注目され、「鍼灸」のメカニズム研究も各国で進められています。東洋医学は、身体をひとつの小宇宙としてとらえ、そのバランスが崩れたときに「病」が発症すると考える医学です。

鍼灸は、その東洋医学の治療法の一つで、身体の変化を手で触れながら観察して状態を把握し、鍼や灸を施すことで身体のバランスを整えて機能回復をはかる治療法です。
鍼治療では、通常、直径0.12~0.18mm程度の極めて細いステンレス製の鍼を使います。殆ど痛みはありません。
子供向けの小児鍼は、鍼を皮膚に接触させたり押圧させたりして治療します。

灸に使うもぐさは、ヨモギの葉を乾燥させて葉の裏側の部分だけを集めたものです。灸の方法には、もぐさを直接皮膚の上に乗せて着火させる直接灸と、皮膚との間をあけて行う間接灸などがあります。
間接灸は、皮膚との間に熱の緩衝材になるものを入れたりして熱さを和らげますので、比較的気持がよいものです。この他にも、灸頭鍼といって、鍼の先端にそら豆ほどの大きさのもぐさを取り付けて点火する方法もあります。灸は鍼灸師の指示に従えば、自宅でも行うことができます。

現在、鍼灸治療を受ける患者さんの多くは、腰痛や肩こり、ひざの痛みを持った方なので、鍼灸は、こうした運動器の症状だけにしか効かないと考える方も多いですが、鍼灸の効果は痛みだけでなく、身体のさまざまな疾患に効果があります。
灸治療鍼灸の効果について近年の研究では、鍼灸で身体の一部を刺激すると、中枢神経の中にモルヒネのような役割をもったホルモン(内因性オピオイド)が放出されることが解りました。

このホルモンが、痛みを脳に伝える神経経路をブロックします。また、鍼灸刺激は神経を刺激して血行を促進し、痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出する作用も持っています。鍼灸刺激は自律神経に効果的に作用し、胃腸や心臓・血管などの働きを調節します。最近では、ヒトの持つ免疫力を賦活させる働きについても様々な研究がなされ、まだ解明されていない鍼灸の効果も期待されています。

メニュー

鍼灸+ストレッチ ¥3,000

ストレッチのみ ¥2,000

パーソナルトレーニング30分 ¥3,000

パーソナルトレーニング60分 ¥5,000